1999年8月の絵日記
- 24 Aug 1999
- 昨日にひき続いて、ソウルキャリバーの話です。ミッションモードを一応クリア(して大量に追加になった分は残っています)、アーケードモードは半分くらいの人でクリアしました。やっぱりこのゲームはすごいわ。白い息を吐きながらの戦いや夕陽を背にした戦いなど、猛烈に綺麗です。
派手なアクションに美しい映像、様々な武器を使って相手をばったばったと叩きのめしていくのは快感です。初プレイでもせいぜい2、3回もコンティニューすればアーケードモードをクリアできるのでストレス発散にちょうどいいです。バランスが取れてなくて、簡単すぎる、というのはありますが、あんまりむつかしかったり、「ハードランクをクリアしないと隠しキャラが使えない」とかいう制限があると、ストレスたまるからなあ...
阿梨師匠から貰ってきた、本家の「焼豚ラーメン」を食べました。東京で買える「特製焼豚ラーメン」と較べると、麺がぜんぜん違う!「特製」は麺が太くてボソボソした感じがするのですが、「本家」は麺が細くて引き締まった感じがします。チャーシューは薄いけど、本家の方がうまい!もっとも、同時に作って食べ較べたわけではないので、実は全く同じものだったりして。
阿梨師匠には「今度帰ったときに、ダンボール3杯購入せよ」との指令が今僕の頭の中で!
袋入り もあるらしいので、買ってきて〜
- 23 Aug 1999
- 「どこでもいっしょ」は、どこに行っても売り切れでした...仕方ないので「ソウルキャリバー」を買ってきました。やっぱしすげーきれいです。このゲーム、やっぱりバランス変ですね。XYボタンを押しまくっていれば、2,3回もコンティニューすればアーケードモードが簡単にクリアできちゃう。
それはそれとして、ミッションモードをやっていると、ソウルエッジが目的なのか、絵の収集が目的なのか、あやふやになってきます。チョコを捨てシールを集めるビックリマンシールのような食玩の気分。
「俺の虫を教えてくれ」?
- 22 Aug 1999
- ポケットステーションを入手しました!近所のゲームショップにもコンビニにも無かったのですが、レコード屋に売ってました。裏面の、塗装した金属に穴をあけたスピーカーカバーがすごく郷愁をさそいます。こんなスピーカーを見たのは何年ぶりだろう。
さあこれで「どこでもいっしょ」を遊べるぞ!!!!と思ったら、今度はソフトが売ってません。うむ〜。唯一のポケステ対応ゲーム「カードキャプターさくら」をやってみましたが、これ、ポケステにボイスデータを入れてしゃべらせるだけ...ゲームになってません。
今からバイクで「ソフトベンダー武尊」みたいなのが置いてあるコンビニをめぐってみます。売ってるといいなあ。しかし、どこでもいっしょって、昼間でも「遊んでくれ〜」と話しかけてくるそうなので心配。阿梨さんは仕事中でもピコピコ(死語)やっているそうですが。
さくらの映画は今週中に見るつもりです。
- 21 Aug 1999
- 私のホームページ、3周年でした。もうそんなになるんですね。
昨日、ギャルゲー師匠のところで、ゲームをやりました。ソウルキャリバーはめっちゃくちゃ絵が綺麗でした。バーチャファイターはさすがに時代の差を感じさせる絵でしたが、駆け引きがあるのでゲームとしてはこっちの方が面白いかも。
昨日話していて思い出したのですが、対戦格闘の元祖といえば、CASIOのゲーム電卓「ボクシング」ですよね?!上段ガード、下段ガードという概念を既に持っており、相手との駆け引きはすごく面白かったです。ゲーム電卓「ボクシング」を元祖に、コマンド技を取り入れたのがストリートファイター、それに3Dを加えたのがバーチャファイター、というのが格闘ゲームの大きな流れと言えましょう。(と言いきっちゃっていいの?!)
ウテナに出てきたのは「トンガ」ではなく「トウガ」だそうです。完璧に聞き間違えていました...
- 20 Aug 1999
- アキハバラ電脳組と少女革命ウテナの映画を見てきました。アキハバラの方はまさに夏休みの日常(と一大事)で、自分が中学の頃の夏休みを思い出してなつかしかったです。
ウテナの方なんですが...僕はテレビも原作も見たことがなかったので解らないのですが、こちらは新作オリジナルストーリー、あるいはリメイクなんでしょうか?生まれて初めてウテナを見たのですが、何かの続編という感じはせず、1本の独立して完結した物語に思えました。
ウテナの話は...なんだか煙にまかれたようでしたが...
- ウテナは幼い頃に、女の子を助けるためにトンガが溺れ死ぬのを目前にして、おかしくなってしまった。
- シオリは、ウテナを溺れさせるつもりで溺れる演技をしたが、トンガが死んでしまった。シオリはトンガの死とウテナへの逆恨みのあまり、おかしくなってしまった。
- 姫宮は自分を頻繁に犯していた実の兄の自殺で、おかしくなってしまった。
ウテナが転校してきた学園とは、病院のこと。そこの患者たちの頭の中には現実と妄想が入り乱れている。新たな患者(ウテナ)の入院により、院内に入り乱れる妄想に変化が生じる。
姫宮と出会うことでウテナはトンガの溺死を認識し正気を取り戻しはじめる。姫宮もウテナに兄の姿を感じたところから、兄の自殺を認識しはじめる。何度も妄想と狂気に呼び戻されそうになりながら(これが最後の自動車レース)も、2人は正気に戻り、外の世界へ行く。すなわち退院する。ウテナへの嫉妬と恨みとトンガへの悔恨でいっぱいのシオリは正気に戻れなかった。2人が退院した後も、院内では妄想の世界が続いており、ウテナも姫宮も患者たちの頭の中には未だに存在している。それを表しているのが2人のワラ人形。
最後の最後に出てきた姫宮の兄は、「つらいことも悩みもない狂気の世界に戻ろうよう〜」という逃避への誘いなんでしょうかねえ。姫宮の兄も入水自殺だったら、「プールで水に濡れるのはあたりまえ」というトンガの言葉がいっそう暗喩を深めたかな。という解釈でいい...わけないですよねえ!テレビのウテナとか見ていた人、これ、正しくはどう解釈すべき物語だったのか教えてください〜!ウテナのプログラムも買っておけばよかったなあ。
見終わったあと、僕はタルコフスキーの映画「ストーカー」を思い出しました。ストーカーは「ゾーン」の目前まで行きながら「ゾーン」に入る勇気がなかった者たちの物語でしたが、ウテナと姫宮は「ゾーン」に入ったのです。
...ごめん、ウソ。真っ先に思い出した映画は「Gate to Hell(だったと思う)」。病院から車で脱出なんて、そっくり!もっとも、gate
to hellでは、直って退院したわけじゃなくて、狂ったまま脱走したあげく嬉々として殺戮を行うんですが。
- 16 Aug 1999
- 今回のネコリータは本文デジタル入稿なのですが、トーンのところで格子状に隙間が見えていますね。線数変換のせいなのかな。あかつき印刷と相談して、冬はいったんアナログを通してもらうようにしようかしら。
コミケではCG集もたくさんいただきました。今回からはCD-ROMが20倍速くらいになったので、快適に読めるようになりました!(前は2倍速だったのでたいへんでした)
- 15 Aug 1999
- 夏コミが終わりました。スペースに来てくださった方々、どうもありがとうございました。
ようやく集中線を描くプログラムが公開できました。パソコン(Windows)でまんがの原稿を描いている人は、見てみてください。役にたつとうれしいです。
うちわを印刷してて何度もOSごと落ちて泣きそうでした。パラレルI/FのCPU占有率が異様に高かったり、VIAのBIOSはやっぱりイマイチなのかなあ。Pentium200MHz(インテル440HXチップセット)で印刷中はスイスイ他の作業ができたのに、よりCeleron400MHz(VIAのチップセット)では重くてマウスカーソルもよく動かないというのはどうかしてます。でも、EPSONのプリンタドライバの方も昔からかなり素性が悪いので、こっちが原因の可能性も高いですけど。
- 14 Aug 1999
- いま、コミケで頒布する予定のうちわを作っています。うちわキットに入っているレイアウト用紙にぴったり合うようにデータを作ったのですが、このレイアウト用紙、うちわの紙と形状も位置も合ってない〜っ!これでは、何のためのレイアウト用紙だかわかりません。うう。
あとは印刷するだけなんですが、ときどき給紙に失敗することがあるのでときどき起きて確認しなくちゃいけないなあ...
- 12 Aug 1999
- 昨日、自称「ギャルゲー大明神」と電話で話しました。ギャルゲー博士は普段から「俺は生身の女性とはつきあわない!ギャルゲーに生き、ギャルゲーに死す!(意訳)」と言っているくらいなので人と話をするのは2ヶ月ぶり(当社比)だそうです。僕は真人間なので、普段からちゃんと「日替わり定食ください」といったように人との会話を欠かしたことがありません。
そのギャルゲー大王に、「インスタント麺『うまかっちゃん』が売ってたよ!」と聞いて、さっそく探しに行ったところ、近所のスーパーに1袋78円で山積みになってました。おお!この独特の香り、過ぎにし日々の思い出が...!独特の香り、と記憶していたんだけど、「チャルメラ」も同系統の香りかな。
僕がまた食べたいインスタントラーメンは...
- 日清「チキンヌードル」
- カップヌードルシリーズです。コンソメ味で好きだったんだけどなあ。
- 明星「どんぶりくん」
- 「どんぶりくんコーンラーメン」というのもありましたね。クエ!クエ!
- 明星「クイックワン」
- お湯を入れた直後に食べるとパリパリした食感が楽しめてグウでした。
- やきそばバゴーン
- ペヤングの方が好きでしたが、バゴーンで捨て湯の味を憶えた僕は、今でも捨て湯をカップにとって飲む癖が。
- 本中華
- 味は好きじゃなかったけど、ダシ汁で麺をうでるという独特な調理法が魅力でよく喰っていました。
とかかなあ。前にもこんな話を書いたことありますね。いつかまた出会いたいものです。味や香りは頭の中にずーっと残りますからねえ。でも何の料理の味だか思い出せなかったりして、たまに頭を悩ませています。
それにしても、なんでインスタント麺はみんな「火を止めてから」スープを入れるんでしょうね?
- 2 Aug 1999
- ふ〜、やっと夏コミの原稿を入稿しました。今回はどのくらい売れるのでしょうか。半分は行ってほしいなあ...たくさん残ると持って帰るのが大変ですし。
部数を減らせばいいのですが、部数を減らすと単価が上がってしまいます。それに、印刷代は下がっているので、たくさん売れ残っていても金銭的なダメージは以前より減っていますし。
まあ、趣味でやっていることですから、赤字の量は気にしてないんですけどね。在庫の置き場所が切実な問題でして...