猫魚日記

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2001年08月24日(金)  雑記: 缶ビールのおいしい飲み方
うぐう。右腕をドアノブにぶつけてしました。痛くて手首が手前に曲げられません〜。みみけ本の表紙の締切が切迫しているのに困った...
それはそうと、缶ビールです。お店にいって「生ビール!中ジョッキで!」って頼むと水みたいにグイグイ飲めるのに、自宅で缶ビールをジョッキに注いで飲んでも、いまいちおいしくないです。業務用の樽と350ml缶に入っているビールが同じものだとしたら、味の差はビールアワデールの効果ということになります。業務用ビールアワデールは炭酸ガスの圧力でビールを押し出します。従って、元々のビールより炭酸ガス濃度は高いはずです。そうか、これが味の差に違いない(炭酸ガス濃度が高い方がうまい)!!と、とりあえず結論を出しましたが、これは全然間違いでした。
先日、飯屋で昼間っから生ビールを注文している若者(僕じゃないよ!)がいたので、業務用ビールアワデールをじっくり観察しました。まず、すごい勢いでビールを注いでジョッキから泡をあふれさせます。その時点で液体2:泡8くらいでした。しばらく待って泡がおさまってきたところで、静かにビールを注いで最終的に液体7:泡3くらいになりました。これを見ると...勢いよく注ぐので、実は炭酸ガス濃度は案外と低いのでは?
さっそく実験です。缶から勢いよくビールを注いでおもいっきり泡をたてて飲んでみると...うまい!!店でジョッキの生ビールを飲むのと同じです!逆だったのです。こぼれないように缶からそろそろと注いでいるようでは、炭酸ガス濃度が高く、刺激が強すぎたのです。
では、うまい缶ビールのそそぎ方です。まず、冷やしたジョッキと缶ビールを持って流し台に行きます。そこで、ジョッキの上から思いっきり缶ビールをそそぎこみます。だいたい30cmくらいの高さです。これ以上高くあげるとジョッキにビールが入らないかも、という限界(かどうかは解りませんが)です。泡はあふれちゃっていいです。そのための流し台です。でもあんまりこぼすと飲む分が減るので、少し泡がこぼれたら泡がおさまるのを待ちます。この時点で缶にはビールが半分弱くらい残っていると思います。泡がおさまってきたら、やや弱めにビールをそそぎいで完成です。
2度目に注ぐときの勢い加減で炭酸ガス濃度を調整します。これは味の好みによるので自分で試してみてください。僕は2度目も泡をたてながら注ぐのが好きです。
はじめての時は、2度目も勢いをつけてそそぐと良いと思います。気を抜け気味にして、炭酸ガスの刺激が減るとどういう味になるのか確認するためです。気が抜け気味といっても、放置して気が抜けたビールとは違い、あけたて新鮮なので、断然おいしいです。
さあ、レッツチャレンジ!この技をマスターして、今日から君も人間ビールアワデールだ!!
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2001年08月04日(土)  感想: ToHeart(その2)
ToHeartその2
「マルチ萌えだぞ!」と言われてやっているのですが、いっこうにマルチが出てきません。そうこうしていると、なんとあかりが弁当まで作ってきてくれるじゃありませんか!それを2人で屋上で食べる!っくーっ!!これ以上何を望む?浩之ちゃんよっ!!もうこれであかりシナリオはハッピーエンドだろうがっ!!
最初からこんな主人公じゃあ、感情移入どころか反感を持たれてしまいます。どうでしょう?ガールフレンドどころか男の友達もぜんぜんいない主人公。これですよ、これ。この理想の主人公のストーリーを煮詰めてみましょう!

主人公・藤田浩之は高校1年生。友達はほとんどいない。登下校はもちろん1人。クラスでは根暗と言われ、女子からはうとまれ、男子からは相手にされない。唯一の趣味は鉄道だけど、人と一緒に行動するのが苦手なので鉄道研究部には入っていない。

そんな浩之も2年になり、修学旅行の準備が始まる。班分けのときにはもちろん誰も彼を誘わない。好きな物同士集まって、わいわい騒いでいるのを横目に「あ〜あ、修学旅行なんて無ければいいのに」と思う。そんなときに気が付くんですよ。やはり班に入れないクラスメートを。

クラスメートから「臭い臭い」と言われているデブの相沢祐一くん。「そういえば、相沢がニキビクリームを塗っているところを、『おまえがそんなの塗ったって無駄なんだよ!』と男子に蹴られていたなあ」

背が小さく眼鏡の女の子。クソ真面目だけど成績はかなり悪い。クラスの役には立たないくせに、すぐ校則を持ち出してみんなの足をひっぱるので、クラス中から嫌われている。
「この子、なんて名前だっけ...よく図書室で1人で本を読んでいたな...」

クラスに溶け込めない浩之は、もちろん、クラスメートの名前なんて覚えてないのだ。

(浩之が図書室に行くのは鉄道ファンを読みに行くため。細大漏らさず読む込むので鉄研の部長より詳しい。ちなみに浩之自身は鉄道ピクトリアルを定期講読している。このゲーム、なんで鉄道の話題になると急に詳しくなるんだ?!)

みんなと上履きの色が違う来栖川さん。オカルト趣味、と言っても黒魔術や占星術といった古典的なものではなく、波動とか生命エネルギーとかいったマジでヤバい方面にはまっているのでクラスの誰も近寄らない。ダブった理由は自己開発セミナーに参加していて出席日数が足りなかったためらしい。学校の蛇口にヘンな磁石を取りつけたりと奇行も目立つが、バックは来栖川財閥なので誰も表立って文句は言えない。

(あ、これを読んでいる波動や生命エネルギー、水クラスターの研究者の方。あなたの理論に文句があるわけじゃないんですよ。ええ、あなたの考えは立派なものです。それは解ってます。そうじゃなくて、来栖川がハマっているヤバいやつってのは、ほら、いるでしょ?あなたのようなちゃんとした科学じゃなくて、それに便乗してインチキな商品を売るようなエセ科学商法が。あれのことですよ、あれのこと。)

班の人数は5〜7人。この4人に先生を合わせてやっと班になり、物語は中盤へ。いやあ、燃えてきましたなあ!あまりに身近なシチュエーションに感情移入もバッチリっす!
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