シッコ
私はマイケル・ムーアの意見には比較的近いものですが、映画を映画として見る場合はそういう主張に賛同するかどうかではなく、いかにその映画に説得されるか(説得力があるか)が問われると思うのです。そういう意味では「ボーリング・フォー・コロンバイン」はなかなか良い出来、「華氏911」はだめ。今回の「シッコ」は今までの中では最高の出来。
何より構成がすばらしい。キューバの米軍基地に最初に911で病にかかったボランティアの治療を頼みに行って(断られるの分かってるんだから)その後キューバの病院に行ったら歓待された、なんてちょっとあざとさを感じさせるほど。
これを見てしまうと、アメリカ(元々そんなに行く気ないけど)行くの恐いよな~その点フランスは最高。
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