2007年7月 5日
DEATH NOTE最終回/ コミック
アニメの方の、である。
最終回は原作とかなり違っていた。月の狂い方と自白まではだいたい同じだったが、その後の悪あがきによる最期と、その後の世界がバッサリカット。私は原作のこの部分はかなり好きだったし、改変後では原作者が込めた思いが伝えられていないんじゃないかと思い、残念だ。月にあれだけみっともない死に方をさせるのには必然性があるんだよ。それが、キラによる殺人、およびそれを行ってきた月の本質を暴くことであって、そこを徹底的にやらなければ、最期のキラ信者として祈る人々が生きてこないのだ。そこをうやむやに、なんかキレイに死なせちゃダメだって。
アニメの方はかなり丁寧に原作をなぞってはきたし、それなりの質を維持できていたのも理解するけど、アニメを「原作通りになぞって」やることにどれだけの意味があるのか、また初回のときの疑問に戻ってきてしまった。最初から独自路線でいってれば、こんなことは気にならなかったのだが。
それと、こういう謎をかかえたミステリのような作品を別のメディアで作りなおのって、どうなのだろう。どちらかを、例えばアニメを先に見た人は、結末がわかってしまい、その状態で原作を読むことになる(逆もしかり)それって幸せなことなんだろうか?
2007年2月 7日
気まぐれコンセプト読了/ コミック
これも、「カノッサの屈辱」復活も映画「バブルへGO!」の宣伝かあ。
ともかく読了。大変だったが堪能した。
その時ごとの世相も読めるが、アイデアも秀逸。中には先どり?と思われるこんなネタも。
- 16p
カヤマが道に落ちている長い紙の切れ端を発見。それをたどっていくと、ヒライの手に持っているグラフだった。ヒライは「我が社がキャンペーンを開始してから売上げは倍増しておりイ」と行ってるが、そのデータは長ーーーいグラフの一部だったという訳。(最近、この辺で話題のネタの先取り!?)
- 624p('99年)
フジTVに潜入した男が、次の「あるある」で放送されるのはバナナという情報を入手し、バナナを大量に仕入れて売るネタ。
- 181p('89年)
キャッチホンのループ。
- 700p('01年)
同じ4コマを上からと下から読ませることで別のストーリーとして読ませる。
まあ、好きなネタは「合コン探偵ヒライ」ですが。
で、カノッサだけど、なんかやや強引なコジツケネタが多かったなあ。サービスしようと思ったんだろうか。
2007年2月 3日
気まぐれコンセプト・クロニクル/ コミック
カノッサの屈辱の復活も懐しいが、こっちも。
ずっと気まコンの単行本が欲しかったのだが、これが初なのかな?1894年から2007年までのネタが、さすがに抜粋のようだが、それでもかなり分厚い。これだけ厚くて2200円だとお得感すら漂う。ラップトップパソコンや小林麻美など、トリップできるネタ満載ぽい(全部読んでないが)。
2007年1月25日
べしゃり暮らし/ コミック
読みました。森田まさのりは食わず嫌いしてたな。
数年前、芸人を目指す女性が主人公の、お笑いをテーマにした漫画を描きかけたことがあった。
当時、そういうテーマのものがなく、やっていればかなり先どりできてたと思うが、
結局、「ネタ」をギャグとして面白く見せることが難しく、挫折したまま…それが、
もうメジャー誌にこんなのが載るようになっちゃったかと思うと、隔世の感ありだ。
笑いそのものについて成功しているかどうかはおいておいて、笑いの世界への斬りこみ方としてはかなり深いところまでいっていて、ニンマリさせる感じ、といえばいいのか。
「○○と○○は楽屋では一切話しない」「携帯の番号も知らん」とか、なんか懐しいな。
2006年12月28日
働きマン/ コミック
アニメが終わった。ひっさびさに連続もののTVアニメを見た。
庵野じゃなかった安野モヨ子の漫画は私には最初読みにくかった。特に第1巻の「張り込みマン」の回がネームが異常に多く、筋がとらえにくいこと…アニメで見て初めて「こんな話だったのか」と納得したよ。ギャグも漫画では間のとり方が分かりにくいけど、アニメのテンポで見ててくれると笑える。
原作よりアニメがいいなんてことは滅多にないんだけどねー。
しかし私は実は田中や堂島の回が好きなのに、やってくれないうちに終わってしまったのは残念だった。最終回につなげるためか、梶さんの話が大幅に変えられていたのもマイナスポイント。全体的にはよかったとは思うが。OPのパフィーとEDのチャットモンチーは双方とも私のお気に入り。「働く男」は元々ユニコーンだが…
2006年10月 9日
2006年1月21日
特殊能力アビル(おおひなたごう)/ コミック
TV Bros.で連載されているアビルが本になっていたので買った。大爆笑ネタというのではないが、小さく長続きする笑いが特徴。「アビル」の命名はあびるとは関係なく、abilityのabilだったようだ。とはいえ、あびるの事件の頃にはさりげなく段ボールネタを使っていた。
私の好きネタは工藤静香のデスノートネタ。私も単行本を何度も読み返すので、すでに「軽くヤバイ状態」…
会社に田中K一を持ってったらK君にウケていたので、似たようなテイストと思いこれも持っていってみた。気に入るだろうか?
2006年1月 7日
原哲夫/ コミック
原哲夫、最近こんなのやってんだね。。。
http://anime.goo.ne.jp/polamelu/pc/
2005年12月 6日
漫画家超残酷物語(唐沢なをき)/ コミック
最近出社したら、これが私の机の上においてあった。
唐沢のことは一言も話したことがないんだが、なんで好みがばれたんだ?
それはともかく、唐沢の漫画はかなり笑わされてきたが、感動したのは初めてである。
この本を読んでからカスミ伝とかを読むと、「小手先の芸に走った、乾いたマンガだ」と思ってしまうほどだ。
これが老境ってやつ?もちろん、笑わせるところはしっかり笑わせている。
私は永島慎二の下ネタ、もとい元ネタを知らないのだが、知ってるともっと笑えたりするのだろうか。