去年はコロナで多くの映画が公開延期になり、鑑賞の機会もだいぶ減ってしまったのでどうしようか迷ったが、観た中でも総括してみようかと思う。
- パラサイト 半地下の家族
やっぱこれよね。アカデミー賞での衝撃も後押ししたが、とにかくめっっちゃ面白かった。途中でテイストが変わることに戸惑う人もいたが、私は肯定派。 - 続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
これもショッキングという意味では1に劣らない。なによりリアルにもすごい影響を与えている、これだけタイムリーな映画があるか。日本ではできないだろうという意味をこめて2位。 - ミッドサマー
もう二度と観たくない、と強烈に思わせるその強烈さでランクイン。これのせいで、昔はダメだと思った「ヘレディタリー 継承」を再鑑賞して再評価したりした。 - ストーリーオブマイライフ〜私の若草物語
タイトルで損してる話。メタフィクション。 - ブックスマート
これはよかった。特にビーニーがよかった。 - ハスラーズ
これはJ.LOの映画。ポールダンスも実は最初全然できてなかったと知ってびっくり。 - TENET
文句もいろいろ言いたいが、絵としては魅せてくれるさすがノーラン - 1917~命をかけた伝令
これも賛否両論だがやはり絵の力。 - はりぼて
日本で最もボラットに近付けるとしたらこの辺?「さよならテレビ」や、「なぜ君は総理大臣になれないのか」など、ドキュメンタリー(タッチ)の映画が今年は豊作だったね。 - フォード VS, フェラーリ
なんかほぼ1年前で記憶が薄れかけているが、きっとよかったんだ。うん。
主演男優賞:サシャ・バロン・コーエン(続ボラット)
主演女優賞:フローレンス・ピュー(ミッドサマー)
助演男優賞:アダム・ドライヴァー(テリーギリアムのドンキホーテ)
助演女優賞:ジェニファー・ロペス(ハスラーズ)
監督賞:ポン・ジュノ
撮影賞:ロジャー・ディーキンス
脚本賞:グレタ・ガーウィグ
音響賞:ドナルド・シルヴェスター
特別賞:テリー・ギリアム