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キャプテン・マーベル

例によってネタバレ注意。とりあえずは無難な話題から。

本作はIMAX 3D字幕版で鑑賞。ライブでお世話になっている水樹奈々さんが吹替を担当しているのを知ったのは、予約した後であった。まあ結論から言うとかなり良かったので、機会があればリピートしたいとは思う。

本作で一番よかった点は、主人公であるキャプテン・マーベル=ヴァース=キャロル・ダンヴァースである。具体的には、彼女のヒーローの武器である熱を表わす「輝き」この表現が非常にいい。ちょっとスーパーマンとかぶるところがある(地球外という出自やら、スーツやら)が、ザック・スナイダーのように全体を暗くするのではなく、ちょっと暗いところにまばゆい輝きの表現がすばらしい。それと、演じるブリー・ラーソン。初めて見たのは、「キングコング・髑髏島の巨神」で、一応キングコングの相手役だったが、これまでのコング作品のようにそこまでヒロイン然と扱われている訳でもなかったせいか、印象は薄かった。ところが今作ではその魅力が爆発。予告で使われるシーンは目が白目になるとこだったりして怖いのだが、それ以外のところはシュッとしていて、非常に凛々しい。

ストーリーの方だが、ちょっとした裏切りがある。まあこれまでに登場したパターンのうちの一つではあるのだが、単純に善悪で描くよりは深みを与えていると思う。導入部は、いきなり異星での戦争の場面から始まり、ちゃんとツカめるのかと心配になったがあ、杞憂だった。深みというより、これもまたトランプ政権に対する政治的メッセージがしっかり入っている。またかと思う人もいるかもしれないが、明確な適役が社会にいるお陰で、こんなポリコレなメッセージが込められた作品が量産されるのはなんか皮肉である。デッドプール2もそうだし、スパイダーバースもそう。ということはあれか。ハリウッド映画がこれからもいい映画を作ってもらうには、トランプ政権が続いた方がいい!?