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1917~命をかけた伝令

ワンカット(に見える)撮影というのと、予告編を見てちょっと魅かれたのと、撮影がロジャー・ディーキンスなので鑑賞。IMAX2D。

結論としては、満足。地獄めぐり体感映画として。ワンカットなのかどうかはそこまでこだわってもしょうもないのかもしれない(逆に、「あ、ここでカット切り替えてるのでは?」という箇所ばかり気になったりして…)が、うまくつないでるのは確か。あと、明らかにワンカットではなかった(ネタバレ?)。撮影は、「これどうやって撮ってるの?」というワンダーな、かつ美しい印象に残る絵。すばらしい。後で聞いたところほとんどがセットなのだそう。びっくり。私が好きなのは御都合主義的、複葉機がつっこんでくる(予告でも使われたのでこりゃネタバレではない)シーンや、夜の燃える教会?。ストーリーはまあ、後からついてくるようなもので。これが事実とかけはなれてるとか、個人的にはあまり気にはならなかった。

主人公の心情が最後まで分からない点もそんなに。興味を引っぱるという意味ではそっちの方っがいいのかもなと思うし、友軍のトラックが音もなく突然出現するシーンも。なんでだろうね。