ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

原作なしミステリー物って、ネタバレを心配しないからいいよね。それに監督が「最後のジェダイ」のライアン・ジョンソンだし。ということで、大いなる期待を胸に抱き観に行った訳です。
…結果、結果…うーむ。
とりあえず、いくつか言いたいことあり。
このあと、基本ネタバレですのでよろしく

基本構成としては、そんな悪くない。最初は倒叙ミステリと思わせて実は…という、確か倒叙基本のコロンボとかでもあったパターンではあるけど、それはいいんですよ。問題は、倒叙で最初に疑われた娘が、最終的に殺人は犯してませんでしたっけことだけど、「結果的にやってない、だからセーフ」ってことにはならないと思うんですよ。探偵が彼女のことを「善良善良」いうけど、そこまで善良?自分が殺人犯したと思ってもそのことは黙ってるし、隠蔽工作もしてるじゃないですか。本当に善良ならまず最初に罪を告白するし、それ以前にこっそりでも救急車呼ぶでしょ。なんなのあいつ。それにゲロ。嘘をつくとゲロはくって設定だけど、それでバレないようにめっちゃ必死になるじゃないですか。それに、嘘ついてからゲロまで、結構時間差あるって、ずるくない?(設定が)。しかも何度もその手使ってるし、ずるくない?

遺産の件にしても、遺言のままだったらあの100歳超えほおばあさんはどうするの?そこも見過すのが善良なの?てことなんだわ。で、あいつ、キャプテンアメリカ。あいつがあやしいの見え見えだしね。あーもう、言いたいことばかり溜まるストレスによくない映画でした。

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