フロンターレ2021:はじまり

コロナが明けないので、あいかわrたず映画はお休み。フロンターレの話でもしようか。

J1がはじまり、フロンターレはホームの連戦を2連勝。初戦は横浜FMに2-0、2節はC大阪に3-2。初戦もスコアこそ2-0だが、後半システムを変えた横浜にペースを握られ、苦しい展開。2節にいたっては、大久保嘉人に恩返し弾をご丁寧に2発もくらうというありさま。この内容だと、昨年後半で苦しんだのと何も変わらないのか?三笘も攻撃に比べるとディフェンスはいまいちだし。嘉人の1点目の寄せが甘いとか、時々パスミスするとか、普通にボール奪われるとか。

確かにシステムも変わらず。守田→シミッチの他、何人かメンバーの入れ替わりがあったぐらいで、ベースは昨年からそれほど変わらない。その上、明らかに相手チームの対策は進んでる。

が、それでも、進化の兆候は見られるのだ。それは細かい部分だが確実に。

まず、横浜戦の1点めの家長への田中碧のクロス、それからC大阪戦の山根からダミアンへのクロス。フロンターレのクロスといえば伝統的に、残念クロスというイメージだったが、昨年末のノボリーダミアンといい、今年はなんか違う。それだけでなく、挙げたゴールがどれも崩しきった美しい形。なんとなくとれた、ではないのだ。そこに、質の差がでているのではないか。

そんで、やっぱ三笘ですよ。ゼロックススーパーカップの時のゴールは「なんとなく」かもしれなかった。が、この日の三笘は違った。マークされても、その裏をかくプレーが頻出。それがC大阪戦の逆転ゴールのトラップにもあらわれていたし、その後のVAR(今年から導入)でオフサイドで幻となったゴールまでの一連のプレーも凄かった。私はあれで一気にもっていかれたよ。ほんとゴールだったら伝説ものだったよ。

まあ、三笘くんは夏には海外に行ってるかもしれないので、その分はさっぴかないといけないかもしれない。そうすると勝ちきれたゲームでも引き分け止まり、といった試合が増えるかもしれない。それでも、今年のフロンターレはなんか、ビハインドになっても安心して見ていられる不思議さがある。

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