ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

前回のスーサイドスクワッドはそれなりに気に入ってた。が、今作を観て、あれはなんだったんだという思いが強く…非常に強く。最初からジェームズ・ガンにやらせとけばどんなによかったか。もったいない。あえて、前作のいいところを無理矢理拾う。そうあれがなければマーゴットロビーのハーレイクインは生まれなかった。だからよかったんだ。そう無理矢理自分に言いきかせていくしかない。そう思わせるほど、今作は最高。

今作のいいとこ。まず笑える。しかも血ドバドバのブラックなギャグ。に近い。ガンにデッドプールやらせても面白いかも。まあ第4の壁は越えないけどね。あとは場面ごとにアイテムでテロップを入れる執拗な遊びとか。で、さんざん笑わせて、最後感動させるからすごい。笑わせてるけど、実はテーマ自体は重いの扱ってんだよね。それに、キャラが全員立ってる。しっかりそれぞれに見せ場を作っている。この辺ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでも見せてくれたガンの真骨頂か。

あとはネタバレつきで細かいとこ。デッドプールとの共通点。最初敵の島にチームアップで上陸したら、あっさり数分でやられちゃうとこ。「Xフォース」と同じ流れね。それに、クライマックスが怪獣映画なんだが(本編でも「カイジュー」って言ってる)これが意外にしっかり怪獣映画になってて感心した。

コメントを残す