イン・ザ・ハイツ

各所絶賛なので。109の箱は小さいものの、マイレージデイ1300円鑑賞日とあってか、そこそこ入っていた。

さて、私はラ・ラ・ランドで若干見直したとはいえ、まだまだミュージカル映画の楽しみ方が分かってないと思う。そんな私でも、この「イン・ザ・ハイツ」は大丈夫!なぜ大丈夫かは、鑑賞して分かったことだが、なぜに私がミュージカル苦手かというと、いい感じで話が進んでいる時に歌が入ってくると、せっかくの流れが停滞してしまうのが気に入らなかったらしい。ところが本作では、冒頭から歌いながらどんどん主人公が状況説明してくれる。どんどん他の人が芝居のように会話に参加してくる、結果話がどんどん進むという、私にとっての障害が全部排除されている!それでいて歌詞もいい(さすが、「ハミルトンで大ヒットしたリン=マニュエル・ミランダの手によるもの)!歌い手(特に主人公のウスナビ)もいい!絵もいい!それでいて、彼らカリブラテン系住民の置かれた状況をテーマにしっかり語る。言うことなしです。まあ最後結末はちょっと見えちゃいましたが、それはそれでよし。

それにしても、こんなにラテンを扱っておいて、監督がアジア系ってすごくないですか?まったく違和感がなかったんだけど。

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