J1 2s第9節 浦和-川崎

途中までどっちに転ぶか分からない試合だった。
川崎はこのところ好調だった車屋が肉離れのため離脱。サイドバックの控えもいない状況のため、風間監督は3バックを選択し、左MFで中野を先発起用他の選手層も薄く、リオ帰りでインフルエンザ病み上がりの大島が先発したり、U-18から昇格したばかりのデュークカルロスがベンチ入りなど、苦しい台所事情。前半は中野先発が裏目に出た形で、開始早々、いきなり左で中野がスパーンと抜かれ大ピンチ。その後も何度かおきざりにされたりすることがあって、守備に追われ本来の攻撃でも力を発揮できない。決定的チャンスは浦和に多かったのだが、そんな中、ワンチャンスを憲剛が決めてくれ、先制。しかし先制してもペースは浦和のままで、結局、心配していたこっちの左サイド起点でチャンスをつくられ失点。

後半に入っても、フロンターレはなんとなくパスをまわされている感じ。スペースに入る動きができていないため、横パスが必然的に多くなる。一方の浦和には決定的なシーンもなんどかあったが、ソンリョンのセーブや相手のシュートミスに助けられた。

70分すぎに足のつった中野がようやく下がり、森谷がピッチへ。ここからなぜか、川崎ペースに変わっていく。中盤でフリーでもらうことが多くなり、インフル僚太のキープからエウシーニョ→森谷の流れで追加点。そうすると不思議なもので、流れが一気に川崎へ。嘉人のまぼろしの3点め(ハンドで無効)もあり、終盤は完璧なクロージングぶり。

よれよれではあったが、ここで勝てたのは今シーズンの中で非常に大きい。前節鳥栖に負けているだけに連敗は避けたかった。負けたらこれ以降の流れが変わってしまうおそれもあった。がなんとか耐えたことで、あとは怪我人が戻ってくればまた大勢を立てなおすことが期待できる。

余談だが埼玉スタジアムへは職場から車移動。たまたまチケットが余っていると声をかけてくれた浦和サポの後輩に紹介してもらった民間駐車場に止めた。その後輩のお誘いは、こっちが何時に着けるかわからなかったので断わり、自力でビジター指定をゲットしたのだが、結果的にはよかったと思っている。ビジター指定はアッパーなので見にくいが、自由だと席がなくなってしまったかもしれない。ちなみにビジター自由は即完だったらしい。

終了後にその後輩と、鹿島サポの後輩と落ちあい、ガストでよもやま話をした。浦和の方の後輩とは10年近く会っていなかったので、久々に話ができてよかった。おたがい子供が小さいのでその話で盛り上ったり。

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