プロミシング・ヤング・ウーマン

ハスラーズとか、ブラックウィドウとか、MeTooの流れの一つとみなしていい映画。レイプされ自殺した?友人の仇をとる女性の物語。もういきなりネタバレ全開ですけど、こういう場合、観客が期待するのって、復讐によるカタルシス、だよねえ。だからどんな主人公がピンチになっても、、最後には逆転あるもんね、と思ってしまうのだ。本作に関しては途中であれ?主人公あyっぱ殺されてね?となってちょい捻りが入ってたが、とはいえ、それでも復讐が達成されるとしたらやっぱ手段は存在する訳で。そういう意味ではレールを外れてはいない。それと、途中から登場する、主人公といい仲になる大学時代の同級生の男。こいつ、どう考えてもイノセントな訳ない、と思っちゃうよね。だから幸せそうにいちゃいちゃしてるのがつかの間のはかない感じを醸してる(この辺ハスラーズにも共通)、そこはまあいい点でもあるのですが。

この映画は周囲がやたら絶賛していて、私もいい映画とは思ったが、上記の読めちゃう展開により、正直今年ベストというには少々二の足を踏む。

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